コロナによるいい意味での変化

2021/8/23現在、コロナは猛威を振るい、昨年と同じ時期よりも患者数は増え状況は改善していません。いまだにアフターコロナではなく、進行形でコロナに生活を脅かされている状態です。しかし、悲観的になるばかりではなく社会的に良い変化をもたらしている側面もあります。

それはオンラインの普及です。学会や各種研修会がほとんどオンラインのみもしくは併用で開催されるようになりました。わざわざ遠方に行かなくても単位が取れたり、貴重な講演を拝聴できるのはありがたいことです。世間でもリモートでの仕事が一般的になっており、顔だけ出す会議やとりあえず形だけでも出席が必要なもの、また入院中でも学校の単位が取れたりなど、いろいろプラスの面もあります。

もともとオンラインでいろいろやろうと思えばコロナの前からできる技術はとっくにありましたが、それが進まなかったのはそのセッティングであったり腰を上げるのが面倒くさかった、オンラインの必要性をあまり感じていなかった、というのが理由でしょう。

歴史的にみると、戦争や疫病などの国や人類の生命を脅かす出来事がおこるたびに科学はすすんできたような気がします。ナビゲーションシステムも、もとは軍事から民事用に応用されたものですし、疫病のたびにワクチンの開発がされています。まあ、イタチごっこになることもしばしばですが。

ただ、現状としてはコロナは良い面よりも悪い面のほうが圧倒的に多いことは言うまでもありません。早く、ワクチンが普及し少しでも罹患率が下がることを切に願うばかりです。

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